中卒以上

歌番組を観ていた。

元SPEEDの島袋寛子ちゃんが出ている。

閑話休題。例のアイドル雑誌創刊準備中の彼を手伝って、

アイドル候補生さんたちを探していたとき、

私の見解では、16歳~18歳。だが、注目していた橋本環奈ちゃんは、

当時、まだ14歳で、事務所に連絡しようかどうか、迷ったのだ。

AKB関連も13歳からテレビ出演している。で、その話を、

元・児童自立支援施設の職員だった彼女に話したら、

「私も反対。中学卒業してから、と言うアナタ(私)の意見に賛成。

・・・だけどさ、SPEEDなんて、デビューしたのがまだ小学生の頃だよ?

どうなるか心配していたけど、寛子ちゃんなんて、歌で生きていけるって、

高校にも進学しなかったんだよ? で、今、ほとんど、

メジャーで活躍していないじゃん? せめて高校でも出ていれば、

専門学校や大学で、学歴や資格を取るチャンスも増えたのに・・・」

とのこと。まったく同感だ。私自身、入った高校をすぐ退学して、

その後、二校さまよって、二十歳で高校に入りなおしたのだ。

そして、無事に業界紙記者になれた。

今の自分のひな形が出来たのだ。・・・休題、終わり。

高校全入の時代、確かに小学、中学でデビューさせてしまう、

今の芸能界のあり方には問題があるだろう。で、島袋寛子ちゃん。

もともとSPEEDは、今井絵理子ちゃんをデビューさせるために、

組まれたユニットだと言うのは、芸能通ならご存じのことと思う。

が、スタートして、島袋寛子ちゃんのボーカルが発達しすぎ、

特に透明感と独特の存在感のあるハイトーンで、

ボーカルを支配してしまい、ビジュアル面では、

上原多香子ちゃんが飛び抜けて男性層に受け、

結局、グループとしては事実上、解散状態になり、

歌しかない島袋寛子ちゃんは、いわば職人として、

歌番組に呼ばれている。私が観た番組も、一青窈のハモとして一曲、

ソロで一曲やったかな、って感じで、

舞祭組がハモに回った曲では、舞祭組の4人で、

4人ともバラバラなハモリを入れながらも、

まったく揺らがないボーカル力を魅せてくれた。

・・・あー、曲、書いてあげたいなぁ、と、感じる私である。

あ、私、コピーライター、ゴーストライターだった。

・・・某有名人の彼、私に曲依頼してくれないかなぁ、

島袋寛子ちゃんの歌で、との注文を待っている私である。


コピーライター・ゴーストライター・作家

ヤフーチャット科学部屋、音楽部屋の常連 江古田潤