車両尾
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拙著・屁理屈屋の480ページ。車両尾の方法論が書いてある。
これは私自身、写真週刊誌の記者だった頃、
先輩記者から言われたアドバイス、そのままに書いてある。
織田警部補が、運転手である修家聖(しゅうけ・ひじり/怠学中の医学生)に、
助言するシーンで、暗くなりかかった時刻の車両尾の注意事項をセリフにした。
本作は、マスコミ業界の評論と断罪と共に、医学、法学、軍事、政治、疑似家族と、
さまざまな要素を取り入れたエンターティメント・ミステリである。
話は変わるが、遺伝子って自己複製作用を自己内に有しているのではないか?
生物以前の存在であるウィルスでも、競合する他ウィルスと、
り移る時期をずらして増殖しているようだ、と、ある医師が言っていた。
生命発生時、RNAワールドだったのか、モノペプチドワールドだったのか、
その他、有機物の合成ワールドだったのか、進化論は未だに不透明だ。
と、言うより、進化論そのものが、このところ童話に化している、
と言っても過言ではない。私はヤフチャ科学部屋・出身である。
医学・生物学担当だった。あの頃が懐かしい。
コピーライター・作家 マスコミ評論家、生物学者 江古田潤