2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

本気、だから。

・ マイ○ビバイトのTVCMコピーである。 私が広告コピーをブログで引用したのは、ブログ歴、 15年のなかで初めてではないか? 自分が作ったもので、 すでに守秘期間をはるかに超えたものは、 前ブログで掲載しておいたが。・・・おっと。 で、このコピーを見…

まっしろ

医療ものだから、いちおう観ている。が、 これ、医療ものというより、 女性職場にありがちなトラブルを、 医療を舞台に演じているようだ。 と、思っていると足元を救われる。 急患来院、19歳女性、過度の腹部痛。 「妊娠反応、陽性です」 「外妊じゃない?」…

19のままさ

校舎の階段。踊り場。彼女が振り返っている。 グレーのプリーツスカート、白のブラウス、肩章、 その顔は。・・・・来てくれたのか、また・・・。 いつも私が心を落ち込ませると、 どこからともなく現れた。駅から音大に抜ける道、 環七の交差点、横断陸橋の…

すずとすず

私が初の刊行本を、ベースは医学ミステリにしたわけ。 さかのぼると中学時代の読書癖に結びつく。 筒井康隆さん。ご親族に医師がいたせいか、 SFのなかでも、医科学描写が多かったように思う。 「時をかける少女」は、ラベンダーの香りで意識が時空を超える…

腸管免疫と盲腸

・ どうしても、このハンドル(neo_vital)でログインすると、 科学に目を向けずにブログを書くわけにはいかない。↓拙著・屁理屈屋P256。 「もともと腸管神経系はセロトニンとか、 神経伝達物質を脳よりも多く利用しているようで、とくにさっき申しましたパイ…

旧・成人式

あなたは子供でなくなった。つまり子供を産める。 生物学的には初潮を迎えれば問題なしだが、 ヒトは社会性に富む動物だから、 子供を教育できるだけの知識・常識が備わっていないと、 産み育てる資格は発生しない。 もちろん、義務教育の最中に妊娠・出産し…

零号機

「修家くんと織田さんの続編が読みたい!」 そう、私に告げてくる読者が二十名を超えた。だから、 次回作のガールズハードボイルドにも、 精神科医になった修家くんは登場させる。 主人公、19歳、大学心理学部中退、ジュニアアイドル出身。 副主人公、17歳、…

死ぬ前に会いたかった見知らぬコ

・ 別にこれと言って訳はない。 もしかしたら連絡があり、マッパで公海上に捨てられるかも、 と思い、私のことを何も知らないコと話したかった。 たいてい、いわゆる割り切りは断るのだけれど、 「どう? 今日、いい客、付いた?」 との私の問いに、ちょっと…

ミステリアス、ロマンティック

拙著・屁理屈屋を書きながら、 毎日、ヤフーチャットに出入りしていた。 科学部屋はもちろん、政治部屋、 音楽部屋にも仲良しがいて、 彼らが読んでもおもしろいっと思ってくれるように、 科学的な記載は、なるべく登場人物の言葉で、 わかりやすく説明した…

食事はすべて毒

・医学ミステリが書きたかった。けっこう書けたかな、と思っている。が、 識者が評価するのは、警察描写や政治描写だ。 医療関係者で、医療部分は褒めて下った方もいたが、 拙著は基本、食事療法で解決している。だって。 医学部には栄養学の講義はないのだ…

ホットロード

そこに青春があった。 私の、だ。私自身、リアルタイムでは読んでいない。 書棚に放り出されていた、それを最近、読んだのだ。 和希。シンナーかベンジンで髪を脱色し、 親や学校を拒絶して。 ハルヤマの女になったのか、なっていないのか、 自分でも気づか…

コラーゲン批判

・ どうやらいろいろな人がこのブログを読んでいるようだ。 一時、コラーゲンはタンパク質であり、そんな分子構造の大きなものを、と、書いたら、コラーゲン入り飲料のCMがすっかり無くなった。と、思っていたら、新春早々、健食の店頭POPコピーの依頼。もち…

キャンペーン・大好きだった

・ ・ 拙著・屁理屈屋の刊行は2012年1月1日。 今日で、もう3年が経った。 原案を思いついたのは19歳のとき。 上司に左肩に手を置かれ、よくやった、 と言われた14歳の頃を思い出して、 考えた結果、医学・法学・軍事・政治に満ちた、 エンターティメント警察…