旧・成人式
あなたは子供でなくなった。つまり子供を産める。
生物学的には初潮を迎えれば問題なしだが、
ヒトは社会性に富む動物だから、
子供を教育できるだけの知識・常識が備わっていないと、
産み育てる資格は発生しない。
もちろん、義務教育の最中に妊娠・出産し、
無事に育児に成功した例もあり、一概には言えないが。
で、出産に至り。このところの乳幼児の動向を見ていると、
過敏なアレルギー体質、または情緒不安定型、
社会生活不適合型が多いのに、気が付いている人は、
どれだけいるだろうか? 政府はそういった統計を、
きちんと取って国民に公開するべきだ。
原因は大きく二つに分かれる。
妊婦の高齢化、少子化、父親の高学歴化≒社会経験の浅さ、
と言った人的要因と、避妊用ピルの乱用がある。
PMSなどと言葉を変えているが、生理は辛いもの、
と言う意識が無くなってきている。
低用量ピルの処方量は、推察だが、
過去二十年で数倍に膨れ上がっているのではないか?
また事後避妊用ピルも多種、出回っている。
こうした疑似妊娠状態を続けた母体が、
はたして正常な妊娠・出産が可能だろうか?
アトピービジネスはこのところ静かになったようだが、
密かに続いているらしい。
拙著・屁理屈屋P284「科学」より↓
本来ステロイドも自然のものだ。その化学構造は人体の副腎皮質で作られる、
まさに自然の物質のままだ。が、過剰に投与すれば害になるのも事実だった。
これは逆を返せば天然物質も、大量に投与すれば体に害をもたらす、
ということに他ならない。アラキドン酸の摂り過ぎも、
ステロイド剤の使用も、つまるところすべて『バランス』なのだ。
(一部省略)
たしかにアトピーなどは、自己の体力が、
自己組織の攻撃に向かってしまう病象だ。だから、
少し体力を減殺する方向に動く食品がいいとされる。
だが、食品中の成分が体にもたらす作用は、
プラスマイナスだけではない。食品中の成分が
口から入り体外に出ていくまで、
その化学変化は数万回以上にのぼる。
その都度、体内機構にもたらす影響は変わっていくのだ。
それを善だ悪だと極分化して、何の意味があるのだろうか?
↑この描写は某内科医に褒められた。
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準共犯要因もありますので、お気を付けて。
コピーライター・編集ライター・作家
元・料理誌記者、元・健康情報誌記者、病者
ヤフーチャット科学部屋・生物医学担当 江古田潤