死ぬ前に会いたかった見知らぬコ

 

 

別にこれと言って訳はない。

 

もしかしたら連絡があり、マッパで公海上に捨てられるかも、

 

と思い、私のことを何も知らないコと話したかった。

 

たいてい、いわゆる割り切りは断るのだけれど、

 

「どう? 今日、いい客、付いた?」

 

との私の問いに、ちょっと顔をしかめて、

 

「ぜんぜんダメ・・・(割愛)」前を向いたまま、

 

ちょっと唇を尖らせる。

 

「そか・・・」

 

初対面の私に感情を見せてくれた。それがうれしかった。

 

私としては、こりゃ目的を告げたら逃げられるな、と思った。

 

これはエッチなオジサンで押し通し、連絡先を交換したほうがいい。

 

とっととシャワーを浴び、ま、申し訳ないので私もシャワーを浴び、

 

レッツゴーになる。私も男性だから、若い女性しかもとびきり可愛い、

 

とベッドインすればやることはひとつ。ピロートークで、

 

人数を聞いてみると、試験ギリギリ。ま、いっか。

 

これだけのコと仲良くなれれば、迷わず迎えの車に乗れる。

 

それから数日して、雲の上の人たちの協議で、実行せず。

 

ありゃ、また○き延びた。14歳から続くこのぬかるみは、

 

いつまで続くのか? 拙著・屁理屈屋が基本、反戦小説になり、

 

日本は武力に頼らないとも国際貢献ができる、との考えは、

 

S子の父親=かつての上司が酔いながら話してくれた、

 

未来構想だ。冷戦が終わって、また冷戦の気配。

 

生き残った者たちは、また集結せめばならない。


※※本作をネットで検索していて、私の悪口が届いた方、
刑法の名誉棄損か侮辱罪、また不正アクセス防止法違反ですので、
最寄りの警察署に通報ください。法務局には報告してあります。
あなたのIPアドレスが探られているんですよ?
 準共犯要因もありますので、お気を付けて。

 

・・・好きだった・・・。



コピーライター・編集ライター・作家・元○○
元・料理誌記者、元・健康情報誌記者、病者
ヤフーチャット科学部屋・生物医学担当 江古田潤