毒性
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それにSSRIは別にして、フェンフルラミンに限らず
脳への影響をもたらす薬剤には強い肝毒性を持つものが多い。
酒がその代表選手だ。
↑拙著・屁理屈屋P122。
このあたりはまだ静岡暮らしの頃、書いていた。
毎日、5.5パーセントのビール500mlを三本、四本。
それが八本になり十六本になり、
東京に戻ってきたころには、そろそろヤバくなってきた。
自分でこんな文章を書いておきながら、
自分自身で毒性試験を行ったようなもので、
帰京後、アルコール性肝炎二発、亜急性膵炎一発。
三度失敗してようやく学習した。ま、酒はやめとこうって。
知り合いの研究医に、
「嗜好品で身体を壊すなんて、生物医学担当のくせに」
と、言われたのを思い出す。彼はヤフチャ科学部屋の仲間。
そういえば、ヤフチャと言えば、
「私は酒もタバコもやらないから、チョコレートかな?」
と、言ってくれた方もいたっけ。もちろん、
私がチョコにも詳しいことを知っておられる方だ。
チョコレートも向精神作用がある。興奮剤。
某党の某議員が、「酒もタバコも税率、高いんだから、
チョコレート税を設けては?」と質疑し、
女性議員、女性有権者から猛反発をくらって、
廃案になったことがある。懐かしい昭和の思い出。
コピーライター・作家 ヤフチャ科学部屋 生物医学担当 江古田潤