医療行政
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「この補助職に、軽微な刑事罰の対象者を半強制的に起用するんです。
いままで医療有資格者の手をわずらわせていた雑用を無給でやらせ、
刑の減免対象とします。これで病院側は経済的かつ時間的な余裕が生まれるでしょう。
比較的罪状の軽い者、過失犯…… 罰金刑や禁錮刑の対象者で、
かつ初犯の者を起用すればいい。強制的に研修を受講させたうえで採用します。
車椅子を押したり、寝たきり患者の体位転換をしたり、
院内の清掃をしたり。その他、歩行介助やリネン類の管理、
機器類の殺菌・消毒など活用範囲は広い。これに合わせ従来、
摘発してこなかった違法行為も『国民全体の福祉』に照らして摘発し、
人的資源とします。まあ最初は違法駐輪、ゴミの不法投棄……、
こんなところあたりですか。誰もが悪いと知りながらやってしまい、
他人に注意すらしない犯罪行為です」
↑拙著・屁理屈屋、P231。医療スタッフが足りない、との嘆きは、
拙著の手法を使えば解消される。法的背景やアメリカの実例など、
現実社会に沿ったフィクション部分。
拙著の記述は、次々と現実になっているから、
これも実施されるかも知れない。
著作権は立法や行政に対しても行使されるのだろうか?
このアイデアが実現されたら、ギャラ欲しいなぁ、
プロの企画マンとしては。
コピーライター・作家 医療行政評論家 江古田潤