サンズイ

 

 

拙著・屁理屈屋P409より。

 

サンズイのルート。・・・おっと閑話休題

 

馴染みのお店で食事。

 

やはり常連さんで、顔見知りのお客さんが、

 

奢ります、と言ってビールを差し入れしてくれた。

 

で、私は食後、すぐに帰宅。なんせ、健康な歯は15本しか無い。

 

三本は喧嘩で喪失、あと数本は野外で食後、

 

歯磨きが出来なかったため。食後三分間に歯磨きが常識。

 

で、もう減らせないので、三分とは行かないが、

 

十五分くらいで帰宅して歯を磨く。で、

 

帰ってきた仲良しが、私に問う。

 

「ね。あのビール、賄賂かな? なるかもしれないよね?」

 

彼女は東京都の公務員。差し入れしてくれた男性は、

 

介護施設に必要な職能があり、

 

彼女は自分の職場を紹介したい、と言う。

 

私の答えは。

 

「何か約束をして、差し入れを受け取ったなら賄賂。

 

黙ったまま、向こうが勝手に持ってきて、私がありがとう、

 

と言ったのだから、私の所有物。アナタとは家族同然だから、

 

窃盗罪も占有離脱物横領罪も、

 

『法は家庭に入らず』の格言から成立しない。

 

ゆえにアナタの汚職は法的整合性がない。

 

もし、彼の職能を職場に紹介したいなら、

 

お金のことは決められないから、長に相談して、と言えばいい。

 

それで都職員倫理規定に抵触しない」

 

・・・私は法学中退。法律も医学も、なんの資格もない。

 

だが、そのへんの医者、そのへんの司法警察員が、

 

裸足で逃げ出すほどの知識は持っている。





コピーライター・作家 法学中退 法学評論家

ヤフーチャット科学部屋・生物医学担当  江古田潤