医学にできること


前記事にホメオスタシスを書いた。

ヒポクラテスの時代の言葉、だと。

これは医療界の大物の発言となっているから、

仕方がないが、自然治癒力(ホメオスタシス)は、

きちんとした睡眠、栄養バランスの取れた食事、

無駄なストレスではなく、笑いの絶えない状況を作れば、

自然にやってくる。では、なぜ否定的なことを書いたのか?

現在の医療行政が、あまりにも西洋医学に昏倒しすぎているからだ。

その描写にちょうど良かった。


↓拙著・屁理屈屋P36より


「マスコミが悪いんだよ。健康ブームとかで

いいかげんな記事やテレビ番組が横行している。

彼らのいうことはこうだ。西洋医学の薬は化学合成品で、

つまり毒だ。もっと自然の声に耳を傾けましょう、

天然の食品は薬と同じです、そうすれば自ずと

カラダは健康になります、なぜなら人間には自然治癒力

が備わっているからです……

 とまあ、こんな具合だ。ちなみにペニシリンは青カビから、

サリチル酸は柳の樹皮から。西洋医学の薬だって、

自然の恵みから多くを学んでいる」


↑ここで悪者がマスコミに代わっている。

この部分は鼻歌まじりで書いた。私は当時、

20年以上、マスコミで飯を食ってきたが、その私を、

裏切るような出版社、広告代理店が多かったからだ。

おっと、本作の続き。その後、漢方やアーユルベェーダなどの、

代替医療も登場する。本作は、単に医学を勉強したものだけが、

メインになるのではない。むしろ、

医学会が目をそらしてきたいろいろな事実をテーブルに上げ、

「自分自身が勉強すること」以外では、

健康を享受するなんててことはできない、

とのメッセージを込めた著者入魂の、

医学・法学・軍事・政治の、

エンターティメント反戦ミステリである。


※※本作をネットで検索していて、私の悪口が届いた方、
刑法の名誉棄損か侮辱罪、また不正アクセス防止法違反ですので、
最寄りの警察署に通報ください。法務局には報告してあります。
あなたのIPアドレスが探られているんですよ?
 準共犯要因もありますので、お気を付けて。


コピーライター・編集ライター・作家 元料理誌記者
肥満予防健康管理士 平和主義者 護憲論者 政治評論家
ヤフーチャット科学部屋・生物医学担当 元不良少年 江古田潤