予言者

昨日、拙著・屁理屈屋の登場人物、

唐沢医師が実在の人物である、と書いた。そして最近、

アイドル情報を収集している私である。このまったく違う、

ふたつの話を、一本のブログ記事にまとめる。私は文章の専門家なのだ。

唐沢医師の自宅にて。テレビを見ている。と。

テレビをつけると10代の少女を集めたアイドルグループが映った。歌に合わせて踊っている。
半裸に近い衣裳は、乳房を覆い隠す金ラメの布の下の、くっきりと浮き出た肋骨もブラウン管
に映し出してしまう。

「こんなオナゴどもを見ていると、ブドウ糖オリザニンの注射を打ってやりたくなるわい」 
 老医師・唐沢はそうため息をついた。

これは拙著・屁理屈屋から削った文章だ。どうしても一冊にまとめるため、

削る部分を探していて、ブラウン管はもう死語だな、と思って割愛した。

で、当の唐沢医師によると、「注射でブドウ糖オリザニン? 東京オリンピックの頃か?」

と突っ込まれてしまった。笑 

これは、私の老母の実経験なので、確かに昭和初期から中期にかけて。

実際、21世紀の現在、次の東京オリンピック開催が決定した。

これは拙著では予言していない。

1.和食を世界に発信≒ユネスコ世界文化遺産に登録

2.医療を外交手段に≒世界16箇所に日本発の医療拠点を≒安倍政権

3.健康茶に下剤成分≒センノシドAかBの指定部以外≒毎日新聞国民生活センター

4.ある嗜好品の利用所は、痛風患者が統計的有意に減少≒日経メディカルオンライン

これらはすべて当たっている。先見性はコピーライターの私の場合、

適合していても不思議はないが、ここまで当たると予言書か?

と、感じる。で、4だが。拙著で、合理的な仮説の引っくり返しっこが科学である、

と記述した。百害あって一利なし、と言われる生活習慣だが、

そんなもの、とっくの昔に人類史の中から消え去っている。

人によっては、それなりのメリットが合ったから、生き残ったのだ。

 


コピーライター・作家 予言者もどき 江古田潤