サンタフェ

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さら、さら、さら・・・。

宮沢りえちゃんのコマーシャルである。

脂肪を溶かす、と言うトクホ商品のコマーシャルだが、

みるたび、飲んだら小腸あたりが溶け出しちゃうかなぁ、

と心配になる。内臓脂肪だけ、

適切に溶かして排除するぶんにはうれしいが、

人体も細胞から出来ている以上、脂質二重層を忘れてないか？

細胞ごと溶け出したら、胃はともかく、食道ごと溶けてしまう。

腸内細菌が飛び出し、敗血症を起こしてしまうのでは？

と心配してしまうのは考えすぎか。あ、そうそう、

宮沢りえちゃんで思い出した。サンタフェ。

あれが児童ポルノに当たるかどうか、で、

議論が揺れている。私は買わなかったが、

私が所属していた編集室で、

女性編集者含む3人が購入している。

ヌードの芸術性なんてどうでもいいし、

裸婦画像は絵の芸術家なら一度は書くものだ。

問題はそこではない。あれは八色印刷という、

当時の印刷技術でも難しい技法で、描かれている。

印刷技術のアートなのだ。

私も買っておけばよかったかなぁ・・・と、

特色印刷を頼まれるといつも考えている。

DICの何番で、とか指定できればいいが、

フェラーリの取材をした際、フェラーリレッドが、

数回色校正して、ようやくオッケーが出た。

りえママは、どんな発色でオッケーを出したのか気になる。



コピーライター・作家　裸なんて見すぎている　江古田潤