デート

 

結局、最終回まで観てしまった。デート。

ま、面白かった、と言うしかないが、

このドラマの製作スタッフに、拙著の読者がいるのではないか?

長谷川博己氏、演ずる高等遊民が、

大手出版社の採用面接を受け、実父の業績を笑われ、

就職のため高等遊民の誇りを捨て、愛想笑いをした、

と言う回顧録で、高等遊民の母親が、

「論破したんじゃないの? 屁理屈、並べて・・・」

と言うシーンがあった。

そもそも高等遊民とリケジョの恋、という設定が、

薬事法68条を守って収入が激減した私と、

ヤフチャ科学部屋で知り合った量子論の彼女と、

なんとなくカブる。ドラマではお見合いパーティだったが、

ネットで募集広告をかけている以上、

ヤフチャでの出会いとカブってしまう。そして。

杏さん演ずるリケジョが、数字フェチで、

フィボナッチ数列、という言葉を発したとき、

私は爆笑した。ブログ等では書いていなかったが、

科学部屋で、初期にリケジョの彼女と話した時のテーマが、

フィボナッチなのだ。私の回答は、

「高等数学かぁ。あれ、分からないんですよねー」と言うもの。

そしてこれは大正解なのである。もちろん私は高等数学どころか、

高校の数ⅠBの単位を持っているのが不思議なほど、

数学が苦手。フィボナッチは、吉田秋生・御大の、

私が最高の作品だと思う「バナナ・フィッシュ」で、

主人公の天才少年で天才不良少年・アッシュ・リンクスが、

知能検査をされたとき、担当教員に、

アッシュ・リンクス「これ、フィボナッチ数列だと思うんですが、

となると」と、数列の誤字に気が付く、と言う描写から。

担当教員は「高等数学!」と内心で驚き、

アッシュ・リンクスの知能の高さを知る、と言う描写から来ている。

え? 結論? ・・・ああ、その量子論の彼女と私は会わなかった。

よって恋愛にも発展しなかった。ただの私の片思い。

その後、いろいろなリケジョと知り合って、

拙著・屁理屈屋の科学描写を分かりやすくする、と言う、

作者=私の執筆姿勢に繋がったのだけど、それは別のお話。

※※本作をネットで検索していて、私の悪口が届いた方、
刑法の名誉棄損か侮辱罪、また不正アクセス防止法違反ですので、
最寄りの警察署に通報ください。法務局には報告してあります。
あなたのIPアドレスが探られているんですよ?
 準共犯要因もありますので、お気を付けて。


コピーライター・編集ライター・作家 元料理誌記者
肥満予防健康管理士 平和主義者 護憲論者 政治評論家
ヤフーチャット科学部屋・生物医学担当 元不良少年 江古田潤